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2019年7月12日 (金)

最近の新聞記事から、いくつかピックアップ。その2

2019年7月12日(金)晴れ。



最近の新聞記事から、その②。


↓これも朝日新聞ですが、株価のページに「経済気象台」欄があって、

一般の会社経営者とかのお偉いさんが匿名でコラムを書いてます。

これが良いんですね。社説とかよりも地に着いた意見というか、良い。

今回は、「大学教育を考える」。

Img_e1143

写真をクリックすると内容を読めますが、

まとめると

①偏差値で学力を決めるのは時代遅れ。

②いわゆる「勉強」が苦手な子には、その子に将来必要な技術を身に着けさせようという議論があった

③これからは、比較をなくして個々の考える力や創造性を伸ばすべき

と。

一文、引用

「偏差値による学生の比較が、低位の成績の学生のやる気をそぎ、

 更に勉強をしなくなるという分析結果があるからである。

 これらの国では、個々の学生の進捗(しんちょく)を見ていくことに集中するのである。」

ということらしいです。

日本もそうなればいいんですけどね。

何でも「お上におまかせ」、

さらに「赤信号、みんなで渡ればこわくない」

逆に言えば「青信号、ひとりで渡ることが出来ない」

の日本人根性では、草の根運動は広がりませんね。

私も、その日本人のひとりです。



少し追加。

キリスト教会でかれこれ20年くらい、人を見てきていますが、

勉強できる頭のいい高校生が、家を飛び出し、夜の商売人と結婚し、離婚し、ひとりで子どもを育てている、という例。

一方、地域で学力最低の高校に行った子が、就職し、色んな困難を経験しながらも独立し、

今は結婚して夫婦仲良く子育てをしている、という例。

自分自身は勉強が好きで当たり前のように勉強を頑張ったので、

いったいこの差は何だろう、勉強って何だろう、

何を教えればいいのだろう、
と思わされます

まあ、クリスチャン的には答えははっきりしているのですけどね。




また追加。

現在の学校に決定的に足りない学びと思うもの

1、政治への参加、民意の反映の仕方、社会人としてどう生きるか

2、性教育、しかも異性を尊敬すること、結婚を大切にすることという視点での性教育

  これには、人工妊娠中絶、ポルノ依存症などのタブーについても含む

3、社会の嘘をどう見破り、だまされないで生きるか

4、おまけ、英語のリスニング(ヒアリング)

だと思います。

微分積分はいいから、もっと多数に必要な学びがほしい。

素直に育った新社会人たちが、素直なだけにだまされ搾取されて、ポイっと捨てられるのはしんどい。

再起できればいいけど、もう立ち上がれなくなる人もいるよね。

そのための予防です。

あ、そうか。自分の家でやれば、自分の子には教えられますね。

そこが自分の責任範囲ですね。


一番上の子が来年から大学生なので社会的な事を考えてしまいました。

では、また。





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