« 大学は、「必要ない」か? | トップページ | 植草一秀さんのブログ記事より »

2019年4月16日 (火)

ホームスクーリングのでっかい新聞記事が出ていました。

2019年4月16日(火)☀ 今日は晴れていい天気。


さて、先ほど昼ごはんの後、朝刊(朝日新聞)を開いて、見つけました!

ホームスクーリングの記事。

(朝日新聞 大阪版、国際面)



Img_0592

新聞記事から検索して、こちらのブログへ訪問くださった方もおられるかもしれません。

いらっしゃいませ。😃


で、さっそく新聞記事にツッコミですが、(ごめんなさい)

見出し「学校通わず 先生は親」

となっていますが、違います。

大きな誤解です。

ホームスクーリングは、基本自学自習です。

公文式みたいに。

自分で教科書を読んで、自分で勉強します。

先生は教科書です。

親も、子どもが小さいうちは手伝います。

そうですね、2年生くらいまでは手伝います。

あと、日本では国語の「読み」は親がチェックしないといけないと思います。

でも、あとは自学自習です。

親は、ほぼ何もしません。

それでも、大丈夫です。

学校に行っている子でも、宿題は自学自習でやると思います。

しかも、「宿題しないと、勉強が身につかない」

と考えている先生も多いと思います。

ずっと宿題をやっているのが、ホームスクーリングだと思っていただくと理解できるかと思います。



もうひとつ、大きな誤解。

それは、「社会性が身につかない」です。

何をもって「社会性」と言うかは意見が分かれると思いますが、

ホームスクーリングでは、立派に社会性が身に付きます。

一般的にホームスクーリングの子たちは、小さな子どもの面倒見がいいです。

とても可愛がります。

まあ、同学年が少ないからと言えばそれまでですが、

年上や年下の異年齢の人と話すのが得意だと思います。

一方、学校の子は、同学年、同年齢の子とは仲良くできますが、

異年齢の人とは話しづらいのではないかと思います。

特に、中学生あたりから「先輩、後輩」(年上、年下)という区分けが明確になって、

話しづらい。

「先輩風吹かす」ような威張った年上が多いと困りものです。

後輩には「先輩の言うことを聞けよ。」みたいになると、親しくなれない。


また、1年間親しくする大人は「学級担任」ひとりだけ。

他のクラスの人は、同学年の子どもばかり。

これが、幼稚園から大学まで数えると、20年ほど続きます。

私はこれを「社会性を育てる場」と呼んでいいのだろうか、と疑問に思います。

最近は、「縦割り」と言って、1年生から6年生の異年齢でグループを作ったり活動したりすることも増えているみたいですが。


学校から距離を置くと、当たり前だったことが当たり前でなくなり、

「やっぱり、こうじゃない?」と違う考えが出てきます。

初めてホームスクーリング、という言葉を聞いたみなさん。

一度、学校教育について見直してみませんか?


では、また。




|

« 大学は、「必要ない」か? | トップページ | 植草一秀さんのブログ記事より »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

父親」カテゴリの記事

子育て」カテゴリの記事

法律や政治の関係」カテゴリの記事

勉強」カテゴリの記事

学校との関わり」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。