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2016年7月 1日 (金)

「むち打ち」は、すべきかすべきでないか。

7月1日(金) ついでだから、本日3回目の投稿!


先日、牧師の集まりで、「子どもにむち打ちをすべきか?」

という話題になりました。

聖書には、

「むちを控える者は、その子を憎む者である。
 子を愛する者は、つとめてこれを懲(こ)らしめる。」
(箴言13:24)

「子どもを懲(こ)らすことを差し控えてはならない。
 むちで打っても、彼は死ぬことはない。
 あなたがむちで彼を打つなら、
 彼のいのちをよみから救うことができる。」
(箴言23:13-14)

「主はその愛する者を懲らしめ、
 受け入れるすべての子に、
 むちを加えられるからである。」 
(へブル人への手紙12:6)

などとあり、

聖書では、子どもをむち打つことは、子どもを悪い道から救うことである、と肯定的です。

しかし、

あるキリスト教団体では、アメリカからの指導者が子どもをむち打つことを日本の牧師たちに指導したため、

牧師の子どもたちが傷ついている、と言われました。

アメリカ式では、親が冷静になってから子どもをむち打つように言われているそうです。

手で打つな、むち(またはベルトとか細い棒とか)を使いなさい、と。

まず、親がむちを取りに行く間に、少し冷静になれる。

子どもは、むち打たれるのを知って、打たれる前に謝罪する。

などの効果があるそうです。

でも、

上記のキリスト教団体では、親(牧師)が、感情に任せてその場で子どもを叩くことがあったそうです。

「お父さん。僕、少年野球クラブに入りたいんだけど。」

「なにいーーー!!!日曜日に試合がある少年野球をやりたいとは、何事だっ!!!」

バシッ!!!

問答無用!

という感じですね。

それで、その団体の戦後第2世代(現在の30代から40代)は、親に叩かれたことに傷ついている、と。

で、

かずしパパさんは、家でどうしてますか、と聞かれたので、こう答えました。

「基本は、叩かない、叩いてはいけない。

なぜかと言うと、叩け、と指導されると、カッとなって怒った時に、感情に任せて叩いてしまうんですね。

西洋式に、冷静になってから、子どもに納得させて、とはできない。

だから、基本は叩きません。

しかし、あまりにも態度が悪い場合は、

『もう1回、それをやったらおしりを叩くよ。』と言います。

すると、だいたい止めるので、叩くことはありません。」 と。

なかなか、この課題は難しいですね。



そういえば。

かずしパパが中学生や高校生の時代、(1990年前後)

先生が生徒を叩く「体罰」は、普通でした。

ビンタ、げんこつ、こめかみグリグリ、正座、など。

高校の英語の恐い先生が、予習をしていなかった女生徒にビンタ、というのが見ていて一番こたえましたね。

今は、こういうことをすると、問題になるんでしょうね。

基本、叩いてはならないならば、感情に任せて体罰、ということがないので、

良いことではないかと思います。

先生は、指導が大変ですが。

以上。










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