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2015年7月30日 (木)

クリスチャンにとって教育とは?

7月30日 昼過ぎに雷ゴロゴロいってましたが、雨は少ししか降らず。




夏休みになりました。

相変わらず、午前中は勉強、午後は勉強したり、ゲームをしたり。

いとこの10君がやって来ては、仲良く遊んでいます。


月曜日には、ホームスクールファミリーのお宅に遊びに訪問しました。

わが家、7人家族を迎えて下さって、感謝!


さて。

最近、「新聖書辞典」(いのちのことば社刊)を読んでいます。単語を調べるのではなく、読む。

Photo
「通読」まではいかず、気になる単語の欄を読んでいます。

これが、結構面白かったりするわけです。


そこで、出てきた「教育」の欄。

少し引用します。

1.教育の意義

教育とは全人的人間形成の働きである。

聖書の言う人間形成とは、人間を「新しい人」に生まれ変わらせることであり、

それは「神対人間」の次元で起こる事柄であって、

「社会対人間」の次元でなされる人間形成とは本質的に異なっている。

しかし教育が全人的人間形成を目指す以上、

これら2つの次元の異なった人間形成が総合、統一される必要がある。

教会は、これら2つの異なった次元でなされる人間形成のいわば統一的接点の場と考えられる。

(中略)

以上のように教育とは福音に基づく人間形成の働きであり、

人間のうちに「キリストのかたち」を形成することである。

(中略)

宣教も教育も共に教会の機能であり、その主体は神である。

宣教は上から神のことばが語られ、今ここで決断を迫るという面が強いが、

教育は時間の経過の中で、計画的継続的に神のことばを語り、

その人が救われるのを待つという面が強い。

教育の場合、今語ったことが何か月あるいは何年かたって実を結ぶという性格を持っている。

(斎藤良子)

以上引用。「新聖書辞典」いのちのことば社 2014年新装版


クリスチャンの専門本のエキスがギュッと詰まったような内容で、辞典というものは、すごいなあ、と思わされます。

定価が6900円+税、ということですから、以前のハードカバー版に比べればとてもお買い求め安くなっています。

ぜひ、一家に1冊。

おすすめします。




で、

この辞書の「教育」欄から教えられたことは、

一般の人が考える「教育」、つまり「社会対人間」=社会の中で教育を受ける、というのが聖書の教育ではなく、

「神対人間」=福音によって、聖霊によって、教会によって、「キリストのかたち」へと造り変えられていくのが、

「教育」なのだ、と。

ミッションスクールは特に、この「教育」を取り戻さなければなりませんね。

私自身も、5人もの子どもを天から預けられ、

教会においては牧師という立場を与えられ責任があり、

本当に身が引き締まる思いです。

では、また。



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