« 笑顔がごちそう | トップページ | こども将棋大会 »

2013年10月14日 (月)

ドラフト会議の季節に思う、プロという選択肢

10月14日(月・祝 体育の日)

長男かずしは、まだまだ将棋にのめりこんでいます。

よく、「将来は、プロ棋士ですか?」と言われるのですが、

プロ野球選手になるのが難しいくらい、プロ棋士も難しいのです。

有段者になるのも難しければ、そこから奨励会に入る、プロになる、プロで勝ち続けるのも難しい。

タイトルを取る人などは、おそらく10本の指で数えられるほど少ないと思います。

プロを目指すのも励みになると思いますが、自分の「趣味」を有効に活かす道を考える方がいいと思います。


プロ野球のドラフト会議では、毎年各球団へ10人くらいでしょうか、入団します。

12球団で120人くらいでしょうか。

ということは、同時に毎年120人くらいがプロ野球を辞めているということになります。

時々、スペシャル番組で「プロ野球選手のその後」なるものを放送していますが、

大活躍した選手でも、それを続けるのは難しい事が分かります。

40歳近くまでプロ野球選手であり続ける人は、本当に珍しいことなのです。


ピアノでも、ショパン全曲弾けます、という音大卒のめっっちゃくちゃ上手な人が、普通の主婦であったりします。

コンサートホールで有料リサイタルなどする人は、ピアノが上手な人の中の本当にわずかな人だけです。


歌が上手だからという理由だけで、テレビで大活躍できるわけではありません。

CDが何万枚も売れる人など、ほんのわずかです。



そんなことを考えると、スポーツでも芸術関係でも、囲碁将棋でも、何でも「プロを目指す」という道以外の道を考えてはどうかと思うのです。

プロを目指すことだけがスポーツその他の目的ではないはずです。


そんなことを考えていました。

よい休日を。





|

« 笑顔がごちそう | トップページ | こども将棋大会 »

本人」カテゴリの記事

将棋」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。