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2010年6月30日 (水)

ホームスクールをやめる家庭の話がちらほら。

6月30日(水) 予報ではなのに。

 

ホームスクールを初めて知ったのが1999年か2000年だったはず。

それから約10年が過ぎて、日本のホームスクール状況にも変化があると思います。

そして、「ホームスクールをやっていた○○さんが、止めたらしい。」

という話も、私の知り合いで2、3軒あります。


①「中学の卒業資格が欲しいなら、中学校には来ること。」という場合。

 ホームスクールへの対応は、県・市町村の教育委員会で統一されていませんから、極端な場合、学校で対応が違います。

 どこの中学校でもこう言われるとは限りません。


②母親が忙しすぎて、子どもに手が回らない。

 「男女雇用機会均等法」 (私の中では、「母親も働きなさい法」)

によって、母親も働かなければならないのが現代日本。

 夫の収入ですべてまかなえるという家庭は、今やどれくらいでしょうか?

 「仕事も、ホームスクールも!」とがんばろうとする母親ですが、親の心、子知らずで、

子どもは「やりたくないー!」などと言います。
(私はこんなにがんばってるのに!と怒りたくなる!)

 ホームスクールは、「空いた時間で」というわけにはいきません。

 それなりの覚悟がいると思います。


さて、その解決のために、思い出せるだけ書いて見ます。

1)中学のことは、まだ気にしない。

かずしは、中学校との関わりがまだありませんから、何とも言えませんが、

「来ないと中学卒業資格をあげない」というのは、ちょっとやりすぎの感がします。

少なくとも、しっかり勉強はしているので。

私の中学時代も、クラスの不登校の女の子がいましたが、1ヶ月程度保健室登校で、卒業証書をもらっていましたけどね。


2)仕事をするなら、「ホームスクールをやりながらできる仕事」にするのはどうでしょうか?

 となると、内職しかありませんかね?

 パソコンで、っていうのは、どうかなー?儲かるかな?

 幼児がいない家庭だったら、夕方だけパートとか。

 でも、必死で収入を増やすより、支出を見直すほうが「家計健全化」には近道かも。



3)クリスチャンの方へ。

 ホームスクールは、「完璧な方法」「絶対」ではありません。

 方法よりも、目標、目的の方が大切だと思います。(特に、日本の状況では。)

 それがはっきりしているなら、たとえ公立の学校に行ったとしても、毎朝の家庭礼拝とか、夜の聖書物語の時間とか、週末の2時間とかで、信仰の継承はしっかりされていくと思います。

いや、逆に言えば、「ホームスクールをやっているから」と言っても、親が信仰的でない態度なら、子どもはそれを見抜いて、信仰継承されないかもしれません。

もっと言えば、信仰継承は「親がやるか、やらないか」にすべてがかかっているのではなく、神の恵み(=プレゼント)であるので、「○○せねばならない」という考えは止めた方がいいと思います。

「子どもの信仰のためには、どんなことでもする」と考える親心。よく分かります。

でも、ホームスクールを始める前に、テレビを止めて、1時間でも子どものために祈る時間を持つことから始めてはいかがでしょうか?

 

 

 

↓新聞を読むムスメ。
〔写真〕

 

↓ムスメと3男。

〔写真〕

 

↓東京のおっちゃんからもらった仮面ライダーの浮き輪!食事中やで!
〔写真〕

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父親」カテゴリの記事

コメント

私の周辺でも、中止した家族がいます。

理由は様々あっても、クリスチャンホームは続くので、両親がいつも問われていくのでは?
我が家は、17歳の息子(学年では高3)ですが(21歳の娘は保育専門学校へ)未だに進路は未定です。
(チアマガジン32号p83掲載記事参照)
小6の11月にスタートして以来、私と神様との個人的関係、夫婦のあり方、子どもとの向き合い方・・・などが問われてきました。

中学には、3年生の終わりに卒業証書を上げてもよい生徒か?どうかの確認をしたいらしく校長室へ登校しました。その後、卒業式に
行き他の3人の生徒一緒に卒業証書をいただきました。登校日数は2日です。
成績はオール1で、息子は学校への執着も成績にも無関心なので、ぞろ目に喜んでました。

私は、教会の事務を手伝っていた時にHSを始めましたが、教会の都合で辞めフルタイムのHSです。でも、高認を終えて私が教えるという時間が減り(今は聖書の時間と今後のことをいろいろ話す時間)ました。

ある家族は、フルタイムを終了しお子さんは、通信大学で学び、お母さんはパートや資格取得などに時間を使っている方もいます。

息子は、じっくりタイプで周りに流されないほうです。進む道がはっきりしたら、一直線なのだと思いますが(親としては、ヤキモキ)
HSをして息子は、同世代の価値観だけに染まらず流されなかったことを感謝しているようです。
そして、信仰の先輩(教会の牧師、宣教師、年上のクリスチャンたち)との交わりで、自分の方向性は分かっていても具体的な道を探す手助けになっています。

投稿: ハンナ | 2010年7月 8日 (木) 09時36分

ハンナさん、コメントありがとうございます。

中学生から高校生にかけての、実際どうしておられるか、というコメント、貴重です。

参考にさせていただきます。

でも、本当にホームスクールをやると、親の態度というか、信仰が問われますよね。

投稿: かずしパパ | 2010年7月 8日 (木) 14時24分

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