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2008年3月19日 (水)

教育崩壊

3月18日(火)

もうひとつ。

この間、高校の先生をやっていた方と話しをしたら、教育の話になって。

その方が言うには、教育崩壊・学級崩壊は2段階あった、と。

1、ひとつ目は1970年代。

2、ふたつ目は1980年代。

1、ひとつ目はどういうものか。

それまで、正義と力が一体化していた正義の力がもぎ取られた。

つまり、先生=正義から、力がもぎ取られた。

生徒の人権、子どもの人権、ということが強く言われるようになった時代。

それまでは、良くも悪くも先生は力を持っていた。

それが失われた。

そして、子どもたちに歯止めをかけるものがなくなってしまった。

暴力・体罰はいけない、確かにそうかもしれないが、それに代わるものを提示できないまま、先生から力を取り上げてしまった、と。

結果、子どもを放任することになった。

何が体罰に代わるものなのでしょうかね、と。

2、ふたつ目は。

テレビゲームの時代。

テレビゲーム「ニンテンドー・ファミリーコンピューター」が発売されたのが1982年か3年。

それ以後に生まれた子は、はっきり違う、と。

どう違うのか。

先生の言葉を無視する。

しかも、そっぽ向いてわざと「聞こえませんよー」でなく、勉強してる姿勢のまま、何かやっていますよという姿勢のまま、無視する。

これはねー、テレビゲームやってる状態と全く一緒ですよ。

ゲームやっているときに、親に何か言われても、ゲームをやり続けたまま聞こえないふりをする。

それと全く一緒、と。

結果、この世代に対しても、放任することになってしまった。

このふたつの時代がね、大きな波ですよ、と。

じゃあ、前の時代の「力」の代わりになるもの、代案は何だと思ってますか?

と尋ねると、

愛だと思います。この聖書の中に書かれている。

今ごろ分かったんですけどね。

と。

考えさせられました。

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