教育崩壊
3月18日(火)
もうひとつ。
この間、高校の先生をやっていた方と話しをしたら、教育の話になって。
その方が言うには、教育崩壊・学級崩壊は2段階あった、と。
1、ひとつ目は1970年代。
2、ふたつ目は1980年代。
1、ひとつ目はどういうものか。
それまで、正義と力が一体化していた正義の力がもぎ取られた。
つまり、先生=正義から、力がもぎ取られた。
生徒の人権、子どもの人権、ということが強く言われるようになった時代。
それまでは、良くも悪くも先生は力を持っていた。
それが失われた。
そして、子どもたちに歯止めをかけるものがなくなってしまった。
暴力・体罰はいけない、確かにそうかもしれないが、それに代わるものを提示できないまま、先生から力を取り上げてしまった、と。
結果、子どもを放任することになった。
何が体罰に代わるものなのでしょうかね、と。
2、ふたつ目は。
テレビゲームの時代。
テレビゲーム「ニンテンドー・ファミリーコンピューター」が発売されたのが1982年か3年。
それ以後に生まれた子は、はっきり違う、と。
どう違うのか。
先生の言葉を無視する。
しかも、そっぽ向いてわざと「聞こえませんよー」でなく、勉強してる姿勢のまま、何かやっていますよという姿勢のまま、無視する。
これはねー、テレビゲームやってる状態と全く一緒ですよ。
ゲームやっているときに、親に何か言われても、ゲームをやり続けたまま聞こえないふりをする。
それと全く一緒、と。
結果、この世代に対しても、放任することになってしまった。
このふたつの時代がね、大きな波ですよ、と。
じゃあ、前の時代の「力」の代わりになるもの、代案は何だと思ってますか?
と尋ねると、
愛だと思います。この聖書の中に書かれている。
今ごろ分かったんですけどね。
と。
考えさせられました。
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